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2011-01-08

巨人2011年ペナントレース展望~巨人優勝の条件

あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

ちょっとblog更新をサボってました。
2011年、今年一発目のお題なのですが、基本的に当blog巨人ファンblogです。
巨人の来季戦力もほぼ固まってきましたので、2011年のペナントレースの展望をしてみます。

…とか思ってたら、巨人が大リーグ・ロイヤルズのブライアン・バニスター投手と契約したというニュースが入って来ました。
このニュースについては、この後またすぐ記事を書きます(書きました)。
(何故か)巨人の新外国人のニュースは当blogの主要アクセス源になってますからね。
冷麺は別に外国人選手の情報に詳しいわけでもないんですが、なぜかそういう雲行きになってますからw
簡単に言いますと、おそらくバニスターは先発外国人投手としてゴンザレス、グライシンガーを抑えて一番手で使われるかと。

さて去年はV逸となった原巨人ですが、その原因はと言えば先発投手陣の崩壊でしょう。
それでも優勝した中日と同じ79勝を挙げています。
じゃあ先発陣を立て直せば楽勝で優勝かと言えば、話はそう簡単ではありません。

2007~2009の原巨人V3の力の源泉はなんでしょうか?
様々な要因が挙げられますが、強力打線が最大の特徴であることは論を待たないと思います。
その中でもガッツラミ、OR砲の絶対性が果たす役割はとてつもなく大きいのです。
2007年はまだラミレスはいませんでしたが、この年は1番パンダが絶好調でした。
初回に一気に畳み掛けて勝負を決めるのが原巨人の必勝パターンです。
実はこれ、伝説のV9巨人の必勝パターンと同じなんです。
V9と言えばONですね。絶対的な3・4番です

初回に1番か2番が塁に出たら高確率で点を取れる。そんな野球が出来たとしたらどうでしょうか?
近代プロ野球では抑え投手が3枚のJFKシステムで、相手チームに実質6回までというプレッシャーを掛けます。
これに対し、初回でリードしてるなら、残りは8イニングの有利なハンデ戦です。
これはさながら逆JFKとして機能します。
ONレベルの絶対的な3・4番と出塁率の高い1・2番がいれば逆JFK野球をやれるのです。
第2次原政権はV9のような逆JFK野球を追及していたと言えます。
初回得点は2009年の109点、2010年の108点で両リーグダントツです。
V9の初回得点による強さに関しては「全1192試合 V9巨人のデータ分析」(小野俊哉 光文社新書)を参考にしました。
アフィを貼っておきます。

つまり原巨人の求める野球にはON級の3・4番が欲しい。
そしてガッツラミ砲はその役割を十分にこなして来たということです。

    冷麺は小笠原とラミレス、この不世出の3・4番に対して世間の評価があまりにも低いと不満です。
    FA獲得の外様であることが影響してるようですが、冷麺は外様だ生え抜きだなんて話はくだらないと思っています。
    ガッツラミはONに比肩しうる結果を出してるんです。
    もっと評価されるべきだと思いますが、この話はとりあえず置いときます。

話が長くなってますが、まだ続きます。
巨人ファンや解説者、あるいはアンチでさえガッツラミ砲は当たり前のように打つと思い込んでいる節があります。
しかし、ここまで説明してきたように彼らに要求されてるレベルは高い。
並の強打者レベルではダメなんです。ONレベルが求められているんです。
両選手とも野球選手としては高齢の域に入ってますし、要求レベルの高さ故、今年も同じようにやれるとは限りません。

<巨人2011年優勝の条件>
ガッツラミ砲が健在であること

    冷麺としてはガッツラミ砲が健在のうちに、守りの野球への転換が必要だと考えています。
    ポストガッツラミなんて探すだけ無駄です。ONの代わりなんていますか?
    ガッツラミが同じチームに揃ったことは近代野球の一つの奇跡なんですよ。
    守りを固めるとともに、初回得点にこだわらず3・4回に確実に点を取れるチームへの転換も必要でしょう。
    初回得点重視は絶対的な3・4番がいてこそです。

投手陣に目を向けますと、クルーンが辞めてクローザーが不在になりました。
近代野球で抑えの固定はペナント制覇の絶対条件です。
巨人ファンならよほどのにわかじゃない限り、抑えを固定できないシーズンの苦い記憶を覚えているはず。
以前にお伝えしたように、リリーフとして新外国人投手ジョナサン・アルバラデホを獲得しました。
どちらがクローザーになるか分かりませんが、山口とアルバラデホで8・9回を任せることになるかと。
7・8・9回を〆るためには信頼できるリリーフが最低3枚欲しいところです。
ここでアルデラバホが外れ外国人だと非常に苦しい
山口を抑えにするとしても、7・8回のリリーフが打ち込まれると、最悪の場合はヒ魔神化しかねません。
(ヒ魔神9回でリードの試合が少なくて、抑えの登板が少なくなること)
他にも越智久保マイケル高木といないわけではないですけどね。
越智は年々悪くなってますし、久保は去年投げすぎで、かなり心配です。
アルバラデホが使えるならば、7回は残りのリリーフ陣から調子良い投手でいけます。

<巨人2011年優勝の条件>
アルバラデホが通用すること

2010V逸の原因となった先発ローテ陣について考えてみましょう。
今年の先発候補は内海東野朝井藤井の日本人勢。
ゴンザレスグライシンガーバニスターはリリーフのアルデラバホがいるので外国人枠で同時に使えるのは2人まで。
これに期待のルーキー澤村が入ってくるというところでしょうか。
こうしてみると数は足りてるのかなと。
パのスーパーエース級の投手こそいませんが、去年の夏場のような全滅さえなければ十分戦えます。

<巨人2011年優勝の条件>
先発ローテーションが全滅しないこと

    ちなみに冷麺は澤村は先発ローテに入ってくると考えています。
    澤村は8勝12敗なら合格、9勝11敗でも大成功です。その位なら一年通して投げたということですからね。
    澤村がイニングを食ってくれれば、他の投手が貯金を稼げるはずです。
    そして澤村は2年目以降の飛躍が凄く期待できる投手だと冷麺は期待しております。

守備面ではリーグ最多の100失策でした。最小は意外にも横浜の78失策。
優勝した中日も意外と多く91失策。パのチームは72~82失策。
だいたい普通にやれば80失策前後に収まるようです。
巨人が多いのは坂本が21失策とリーグのエラー王。その影に隠れてガッツも17失策と多かったり。
中日が多いのは荒木・森野・ブランコが稼ぎまくっています。
こうして調べるとエラーが直ちに負けに繋がると言えないかもしれません。
巨人が横浜よりエラーが22多い分、そんなに不利だったのかと言えばどうでしょうね?
一週間にエラーが1つ多く出るという感じですか。痛いような痛くないような……
しかし痛恨のエラーは多かった印象があります。巨人は「それだけは!」とか「プロならば…」というエラーが多かった……
凡ゴロでゲッツーいただきという場面でポロリ→投手に大ダメージとかですね。
エラーにならずとも完成しなかったゲッツーもかなりありました。
う~ん、先発ローテ壊滅の間接的な一因になっていた気もしてきたぞ。
巨人の選手は巷間のイメージと違って練習熱心だそうですが、守備練習はおろそかになってた模様です。
打撃優先のツケが回ってた感は否めません。
投手にダメージを与えるような凡エラーは避けてほしいものです。

<巨人2011年優勝の条件>
失策数を80前後に抑えること

攻撃面については以前触れましたが、悲惨なバント成功率(.648)という問題があります。
これが勝敗に直結してるのかと言えばセイバーメトリクス信者の方には異論が有るかと。
冷麺は流れ信者ではあるのですが、本当のところはどうなのかなとも思います。
じゃあバントを無視できるかと言えば、プロとして恥ずかしくないレベルは身に付けてくれよと思います。

野手陣のオーダーについては、<巨人2011年優勝の条件>①ガッツラミ砲が健在であることが成立していれば問題無いでしょう。
特に外野は駒も豊富ですし、原監督の起用を信頼します。
内野は亀井コンバートなどもあって、まだハッキリした形は見えません。
それだけに藤村大田といった若手にもチャンスがあると思います。
ストーブリーグの移籍市場では巨人の補強ポイントであるサードに何人か当てはまる選手がいました。
それなのに補強をしなかったのは若手の成長に期待していたからではと、冷麺は推測します。
巨人は2009・2010と2年続けて極端に偏ったドラフトをしており、中期的な育成計画が進行中であることが伺えます。
珍しくFA補強に参戦しなかったのは、若い選手がプロテクトしきれず計画が破綻することを嫌ったのでしょう。
今年は「育成の巨人」というフレーズが真に試される年になりそうです。

全体的に見て、優勝が堅いと思える要素は去年ほどにありません(ご存知の通り去年は結局V逸)。
不確定要素が多いですね。飛びぬけて強い感じはしません。
とは言え他球団に較べると層は厚いように見えます。
例年通りにそれなりのリスクマネジメントは出来てるのではないでしょうか?
去年ゆるんでいた部分を引き締められればかなり強いはず。十分に優勝は狙えると思います。
冷麺は当然V奪回を期待しています。

<関連記事>
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