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2011年9月

2011-09-28

2011/09/27横浜vs巨人

澤村9勝目で2桁に王手!

  • 横浜2-4巨人 詳細
  • 11敗と負けが込んでいるルーキー澤村ですが、ちゃんと観てる巨人ファンなら非難しないと思います。
    今季、巨人の先発ローテーションを開幕から守っているのは澤村だけ。
    しかも安定してイニングを食ってくれています。
    リリーフのやりくりへの影響を考えたら11敗のマイナスを補ってあまりある貢献があります。
    この日の勝利で2桁勝利にリーチをかけて、自身の借金完済まで見えてきました

    横浜の先発は国吉。育成枠出身2年目です。
    横浜尾花監督がソフトバンクの斉藤和巳を引き合いに出して例えるだけあって、ストレートに威力がある長身右腕。
    前回の対戦ではプロ初白星こそ許しませんでしたが、慎之助のソロHRの1点に抑えられています。
    しかし、この日は前回ほどストレートに威力がなく、コントロールも効いていませんでした。
    初回いきなり坂本レフト前、藤村送りから四球・四球で1死満塁。
    このチャンスに最近好調のフィールズがきっちり犠牲フライで1点先制。
    角度が良かったので満塁HRか?とも思ったんですけど、こういう場面はまず1点取るのが大事です。
    フィールズは良い仕事をしてくれました。

    さて澤村の立ち上がり。
    石川に粘られてのセンター前で1死1塁。
    相性の悪い渡辺直人にも粘られてライト前。
    この打球をなんとライト長野が後逸。俊足石川が長躯ホームインで1-1の同点となります。
    この長野の守備はいただけませんでした
    長野の前でゴロになった打球なんですけど、グラブを上から出して抜かれています
    グラブを下から出して上に上げるのがゴロ捕球の基本。
    冷麺はあんまり気になったので、その後も長野の守備に注目してたのですが、やっぱりゴロを上から捕りにいってました
    守備コーチは指摘して矯正すべきですね。

    澤村は初回に失点こそしましたが、石川と渡辺が良く打ったと言っていいと思います。
    ただ2回・3回はストレートのコントロールがままならず怪しかった。
    特に2回裏は国吉に送りバントを決められ2死23塁のピンチがありました。
    4回裏からはコントロールがまとまりだして、変化球も決まり始めます。
    横浜打者陣の早打ちにも助けられました。
    終わってみれば7回を初回の1失点のみのピッチングでした。

    8回・9回は山口久保の勝ちパターン。
    攻撃でも4点のうち3点が犠牲フライによるものと、取るべき所できっちり得点は好感が持てます。

    さて澤村ですが、中4日で10/2広島戦の登板が噂されています
    冷麺としてはそれはちょっと止しておいた方が良いかと……
    澤村は確かに広島には強いのですが、中5日も多いですし無理はさせないで欲しいです。
    ここまで監督は澤村の起用にはかなり気を使っていただけに、ここで我慢できないのはもったいない。
    まだまだ将来のある投手ですから。

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    2011/09/25阪神vs巨人

    内海15勝!

  • 阪神2-4巨人 詳細
  • カード緒戦は阪神に追いつかれドロー、2戦目東野が打ち込まれ大敗。
    巨人のペナントレースは既にアレな状況ですが、内海を立てて負けられない3戦目でした。

    しかしこの3連戦、阪神打線に粘りが有って内海もテンポ良く抑えるというわけにはいきません。
    毎回のようにランナーを出します。
    まあそれでも勝ったということは、今年の内海らしく粘り強く抑えたわけです。
    当blogでは簡単に「粘り強いピッチング」とかあやふやな表現しますけど、メンタルだけでは粘れないですね。
    今年の内海が粘れるのは、やはりコントロールが良いからだと思います。
    この日も内海は7回を投げて7安打を打たれながらも四死球は1止まり。
    この辺、投手相手でも簡単にフォアボールを出す東野と明暗が分かれています。

    攻撃面ではツイてました。
    3回表の3点は5安打を集中したのですが、内野安打2本にポテンヒット1本が含まれます。
    それほど阪神先発メッセンジャーを捉えたわけでは無かったです。
    内海の粘りのピッチングが流れを呼んだと言えなくもありませんが……

    カード緒戦は早目の継投によるピッチャー不足を突かれて追いつかれましたが、この日は7回まで内海が投げました。
    7回まで行ってくれれば山口久保の8・9回です。
    山口金本にタイムリーを浴びましたが、ブラゼルの暴走に助けられ1点止まり。
    9回は先頭柴田にヒットを許すも、久保が後続を〆ました。
    今の巨人の勝ちパターンはこれですね。
    先発が7回までがんばって、山口・久保につなぐと。
    7回を任せられるリリーフが現状いないです。

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    2011-09-12

    2011/09/11巨人vs広島

    サファテを攻略! パンダサヨナラタイムリー!

  • 巨人3x-2広島 詳細
  • 誰が先発なのか問題だったこの試合、果たして2日前にKOされた東野が中1日の先発となりました。
    リベンジを期したこの日の先発でしたが、2日前と変わらず内容が悪い悪い
    いきなり東出に打たれ、初回から1死12塁のピンチで栗原
    ここで目を覆うような甘い球が行ったのですが、栗原がミスショット。嶋も抑えてなんとか事無きを得ます。

    2回表こそ下位打線を抑えましたが(それでも1四球)、3回表には連打を浴びて2点を失います。
    この2失点の内容、酷く悪かったですね。
    球に力が無くて、カープ上位打線に確実にミートされていました
    冷麺はここで「原さん、もう東野替えてくれ~」と頭を抱えていましたが、東野は続投。
    とても立ち直れる投球内容には見えなかったのですが、結果は6回を2失点。失点は3回表だけです。
    でも4回以降も立ち直ったとは言えない不安定な投球でしたけどね。
    正直、運に助けられた内容でした。いい当たりが正面ゲッツーとか有りましたからね。

    攻撃面ではそれまで零封されていたバリントンに対し、7回裏、先頭亀井が四球で出塁、代打橋本が送って1死2塁。
    ここで藤村の当たりはピッチャー強襲でバリントンの足を直撃します。
    藤村の足ならと冷麺は思いましたが、バリントンが一塁側に跳ね返った打球をダイビング気味につかんで1塁送球アウト。
    これは敵ながら素晴らしいプレイだと思いました。焦って悪送球がパターンなんですけどね。
    良いプレイも出てここまでかと思ってたら、代打サブローがセンター前タイムリーで1点返しました。
    この日のバリントンには珍しく高めに甘い球が来ましたから、打球が当たった影響があったかもしれませんね。
    零封か1点取ってるかで、かなり違います。この日の転機はサブロータイムリーだったかと。

    8回裏は今村に対し2死から慎之助の2ベース。
    カープとしても負けられない試合、まだ8回ですがここでサファテを投入してきます。
    ここでバッターは亀井
    冷麺としては最近コンパクトなバッティングが出来てる亀井ならサファテの速球にもあるいはと予感していました。
    予感的中で、低めの球をレフト線タイムリーでついに同点です。
    慎之助の代走にサネを送るという微妙な交替も効いた形となりました。
    広島ベンチとしては順当で最善だった継投で追いつかれたのは辛かったと思います。
    巨人もそんな良い野球してなかったですからね。この日も相性の理不尽が出た格好です。

    そして9回裏にはパンダのサヨナラタイムリー。
    2chの広島系スレでは前進守備を悔やむレスがあふれていました。
    今年の広島はやたら外野前進守備の頭を抜かれることが多いようです。
    言われてみれば8/28の坂本決勝3ベースがそんな感じでしたね。
    1点もやれないケースでは外野前進守備は定石なのですが、2死で俊足ランナーなら通常守備も一つの手かもしれませんね。
    ピッチャーを信じる采配も悪くないでしょう。

    東野続投の采配ですが、東野に巨人のローテを背負って欲しいという期待のなせる業だったと思います。
    冷麺的にはファームに落としたいレベルの投球だったのですが、6人目が居ない巨人ローテの現状ではそれも無理。
    東野には次回登板でしっかりとした投球をして、原監督の期待に応えてほしいです。

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    2011/09/10巨人vs広島

    主砲の一振りラミレス18号! 完封リレーで辛勝

  • 巨人1-0広島 詳細
  • 前夜東野の乱調で落とし、この日は負けられない試合でしたが、なんとか辛勝です。
    マエケンの若干高く入ったスライダーを一振りで仕留めたラミレスは見事!
    それしか言い様の無い試合ですね。
    先発西村は四球は出すし、打たれるしでそんなに良く無かったんですがギリギリで踏みとどまります。
    終わってみれば6回2/3無失点。
    西村を継いだ山口もイマイチで、7回表のピンチは抑えますが、8回表は連打を浴び1死13塁。
    ここで東出の当たりは地を這うような詰まったピッチャーライナー。
    山口はこれを落ち着いて取ってゲッツーと、フィールディングは良かったんですが実にツイていたなと。
    打線の方もマエケンからの投手リレーにわずか4安打無四球です。
    押してたのは明らかにカープです。なんと言うか、チーム間の相性だけで勝った感は否めません

    まあ、勝って悪い事は無いのですが、巨人は次の試合9/11の先発が誰なの?という状況です。
    前日初回KOの東野の再先発が予想されていますが果たして……

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    2011-09-07

    2011/09/06中日vs巨人

    内海自己最多タイ14勝目! ラミレス17号!

  • 中日3-5巨人 詳細
  • 内海を立てて負けられない2位グループ争い。
    攻撃面では理想的な試合となりました。

    まず2回表、慎之助がもうちょっとでHRというセンターオーバーフェンス直撃の2ベースで先制。
    続く3回表にはラミレスの2ランで中日先発ネルソンから3点を奪い主導権を握ります。
    ラミレスの2ランは強烈に引っ張ったので「切れるかな?」とも思ったんですけどね。
    ラミレスの状態が良いのか、ネルソンの球が甘かったのか…

    一方のドラゴンズですが、打線がどん底からは抜け出しているようです。
    内海に対し、毎回の様にランナーを出して攻め立てます。
    1・2回は抑えたのですが、3回裏に平田のタイムリー。これは当てただけで飛んだところが良かっただけですけどね。
    しかし内海も流石ハーラートップだけあって、この1点だけで6回を抑えます。

    驚いたのは7回表
    1死ランナー無しから内海に代打フィールズです。
    大方の巨人ファンの継投プランは、もう1イニング内海で行って8回9回を山口・久保では無かったでしょうか?
    冷麺も同感でしたので、監督のこの采配の意味を考えてみました。
    点が欲しいのはもちろん、7回野間口をパターン化したい思いが強かったのではないでしょうか?
    今の野間口に対して原監督の信頼は厚い模様です。
    フィールズは凡退しますが、藤村の四球出塁→盗塁からふるしろタイムリー3ベースで貴重な中押し点。
    この日の藤村2四球はいずれも得点に絡んでおり、いい仕事でした。

    さて問題の7回裏、果たして野間口がマウンドに上がります。
    先頭野本をシュート気味に落ちるフォークで三振。
    ここまでは最近の好調の野間口でしたが、荒木はセンター前ヒット。
    荒木は第1打席に打たせてしまうと固め打ちする選手で、これで猛打賞。
    続く大島がセカンドゴロでゲッツーか!と思いきや藤村が送球前に落球。エラーとなります。
    このエラー痛かったですね
    試合の流れもあるのですが、原監督が内海を交代させた采配のもくろみが崩れたのが何より痛い。
    ゲッツーと言わずとも1つアウト取って野間口が抑えきれるか見たかったですねー。

    7回裏は結局、平田のこの日2本目のタイムリーが出て野間口は降板。
    替わった越智がなおもブランコに犠牲フライ。4-3の1点差に詰め寄られました。

    9回表にダメ押しの1点を取ったのはいいですね。
    先制、中押し、ダメ押しで1点ずつ分けて取って計3点取れば勝てるというのが、冷麺的オカルト流れ論にあります。
    今季の巨人はダメ押しはたま~に有れど、中押し点はほとんどありません。
    ですから、この日の7回表の1点は貴重な中押し点ですし、9回表の1点でなお良し、と。

    8回9回はランナーを1人ずつ出しましたが、山口久保の勝ちパターンで〆ました。

    この試合では敵ながらブランコが気になりました。
    不自然にスイングを止めるシーンが2回ほどありました。
    ちょっとあれは、出場できる状態には程遠いんじゃないですかね?
    スイングを途中で止めるのは良くないと思います。
    ブランコほどの怪物的なスイングスピードで、無理矢理にスイングを止めると自らの空振りで骨折する可能性が有るかと。
    そんなことを思わせるスイングの止め方でした。
    巨人以外の選手でも試合中の故障はあまり見たく無いです

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    2011-09-06

    2011/09/04ヤクルトvs巨人

    ラミレス・坂本連続HR! ヤクルトに一矢報いる

  • ヤクルト1-4巨人 詳細
  • 首位決戦で連敗してしまい、さしもの冷麺もちょっと堪えました
    特に2戦目9/14の試合、2回裏に東野由規に先制タイムリーを打たれたシーンでは顔を覆ってしまいましたw
    「あそこでタイムリー出ちゃうかな~」
    決定的な流れの無さを感じてしまいましたね。
    次の回で川端に完璧な2ランを浴びるなど、東野はどこに投げたら抑えられるか見失いそうな状態。
    この回で東野が降板なのですが、冷麺には監督がローテーション投手を守るために交替したように思えました。
    それ以上の失点を防ぐとか、東野に対する叱責よりも「今日はもう忘れて次しっかり投げよう」という配慮だったかと。
    結局この試合は巨人もかなり反撃して、ヤクルトの不安点も垣間見えたのですが、反撃の反撃でトドメを刺されます
    ヤクルトに力強い流れを感じさせる2戦目でした……

    もう後が無い3戦目。
    前日の流れを受け継ぎ、ヤクルトが武内のソロで先制します。
    武内は前日にトドメの一発・今季1号を放っています。あの場面で今季1号、そしてこの日は先制の2号ですよ
    冷麺はほとほと参りましたw
    とても勝てる流れではありません。

    しかしジャイアンツナインは冷麺ほど心が弱くなかったようです(当たり前)
    4回表に先頭藤村が出塁すると、盗塁から悪送球を誘い無死3塁の同点のチャンス。
    しかし谷、長野が凡退で2アウト。
    やはり流れは無いかと嫌なムードだったのですが、この日から4番復帰のラミレスが同点タイムリー。
    ここで追いつけなかったら負けてた可能性は高いと思いますね。

    7回表にはラミレス2ラン、続く坂本もHRで3点勝ち越し。
    この後もランナーが出てチャンスだったんですけど、もう一押しは出来ませんでした。
    今季はリードしてもしぶとく追いついてくるヤクルトにやられる事が多いので、嫌な予感は残ります。

    しかしこの日はピッチャー陣が締まっていました。
    先発西村は6回1失点で、7回表の勝ち越しにより勝利投手で6勝目。
    救世主となるか野間口が7回裏。
    8回9回は山口久保で、7回以降は3人ずつキッチリでした。

    いきなり連敗で暗澹たる気分ですが、希望の芽は残った3戦目ということにしておきましょうか。

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    2011-09-01

    2011/09/01セ・リーグ展望 ヤクルト大失速? 巨人逆転Vなるか?(その2)

    いよいよ風雲急を告げるセ・リーグペナントレース。
    前回の記事に多少は反響があったので、台風で一息付けそうなここでフォロー記事を書いてみようと思います。

    前回の時点からヤクルトは勝ち星を伸ばせず、貯金をじわりと減らして来ています。
    追う5チームは5割前後を死守しながら一進一退。その結果、ヤクルトと2位グループのゲーム差は縮まってきています。
    8/31時点で巨人は4連勝で貯金を3とし、ゲーム差はついに1.5!

    あれから状況はどのように変わったのでしょうか?
    前回の要領で計算してみましょう。
    まず2011/08/31時点での順位表です。

    セ・リーグ勝敗表(8月31日現在)
    順位 チーム試合 勝数 敗数 引分 勝率 残り試合
    1ヤクルト 102 47 41 14 .534 -- 42
    2巨人 106 51 48 7 .515 1.5 38
    3中日 102 49 48 5 .505 2.5 42
    4阪神 101 49 48 4 .505 2.5 43
    5広島 103 48 49 6 .495 3.5 41
    6横浜 104 32 63 9 .337 18.5 40

    実に4チームが貯金、広島にしてもわずかに借金1という状況です。
    前回、くどいほど主張した引き分け数は、各チーム少しずつ増やしてます。
    ヤクルトは2つ増やして、引き分け数はなんと14にもなりました。
    さて優勝ラインを計算していくと、前回からどんな変化が見られるでしょうか?

    まずはヤクルトが残り5割で凌いだケースです。
    (今回は横浜についても計算してみました)

    ヤクルトが残り21勝21敗の5割で凌ぐケース
    チーム残り勝敗 残り勝率 最終成績 最終勝率
    ヤクルト 21勝21敗 .500 68勝62敗14分 .5230
    巨人 21勝17敗 .552 72勝65敗7分 .5255
    中日 24勝18敗 .571 73勝66敗5分 .5251
    阪神 25勝18敗 .581 74勝66敗4分 .5285
    広島 25勝16敗 .609 73勝65敗6分 .5289
    横浜 39勝1敗 .975 71勝64敗9分 .5259

    イケる
    これならイケます。巨人・中日・阪神は残り6割以下の勝率でヤクルトを差せます。
    広島にしても6割ちょい越えた程度。
    4チームもあれば、この勝率を達成するチームは一つくらいあるでしょう。
    ヤクルトより4以上多く勝つ必要があるのは前回の計算と同じですが、最終勝利数が75勝を割り込んでいます。
    これによって前回の試算にあった追うチームの理不尽さがかなり軽減されました。

    ヤクルトが残り5割ではもたん時が来ているのだ!

    次はヤクルトが4つ勝ち越しのケースを見てみましょう。

    ヤクルトが残り23勝19敗の4つ勝ち越しケース
    チーム残り勝敗 残り勝率 最終成績 最終勝率
    ヤクルト 23勝19敗 .500 70勝60敗14分 .5384
    巨人 23勝15敗 .605 74勝63敗7分 .540
    中日 26勝16敗 .619 75勝64敗5分 .539
    阪神 27勝16敗 .627 76勝64敗4分 .542
    広島 27勝14敗 .658 75勝63敗6分 .543
    横浜 --勝--敗 .--- --勝--敗-分 .---

    これだとやはりキツいですね。軒並み残り勝率が6割を越えています。
    横浜優勝の可能性も消えてしまいました。
    追うチームに「今から40試合くらいで8~13の貯金を作れ」という難題を押し付ける格好です。
    ヤクルトは勝ちさえすれば、他チームが追いつくのは難しいのは変わってないということかと。

    最後にヤクルトが4つ負け越しのケースです。

    ヤクルトが残り19勝23敗の4つ負け越しケース
    チーム残り勝敗 残り勝率 最終成績 最終勝率
    ヤクルト 19勝23敗 .452 66勝64敗14分 .5076
    巨人 19勝19敗 .500 70勝67敗7分 .5109
    中日 22勝20敗 .523 71勝68敗5分 .5107
    阪神 23勝20敗 .534 72勝68敗4分 .5142
    広島 23勝18敗 .560 71勝67敗6分 .5144
    横浜 37勝3敗 .925 69勝66敗9分 .511

    これはヤクルトがノーチャンスでしょう。最終的な貯金が2しかありません。
    巨人に至っては残り5割で差せます。
    こうなると「ヤクルトが4つ負け越しなら巨人は残り5割で優勝」なんてことはなく、ヤクルト以外のチームとの優勝争いでしょう。
    全体的な条件がヌルすぎます。6割前後勝ってくるチームは絶対出てきます。
    この試算自体が無意味なものと化しました。

    まとめてみましょう。

  • ヤクルトが持ち直せばヤクルト有利という前提は変わらない
  • しかしヤクルトが残り5割止まりなら、高確率でV逸
  • 当たり前だが貯金3の巨人の負担は軽く、広島の負担は重い。 ―※1
  • 中日と阪神では引き分けが多い分、中日の負担が軽い。 ―※2
  • 戦力や勢い・ムード等を一切無視した分析であることに注意してください。
    この記事で参考にしてるデータは現在の勝敗数、ただそれだけです。
    当然、優勝を詳細に占うには各チームの戦力を分析して比較するのがまっとうです。
    ただし、今年は引き分け数の差が異常なレベルとなっており、前提条件として無視すべきではないと思うのです。
    マラソンで例えるなら残り10kmラストスパート勝負、実は先頭ランナーのゴールだけ特別に近かったみたいな状況です。
    考慮に入れる必要があると思います。

    まあ、これも試合ごとに刻々と状況は変わります。※1※2なんて今日にも嘘になります。
    前回も述べたように、来週になったらこの記事自体がとんだお笑いになる可能性は十分です。
    特にあり得るのがヤクルトが貯金を使い果たしたケースです。
    8/31現在、ヤクルトの貯金は6ですが、この辺がギリギリでしょう。
    ヤクルトとしてはこの貯金を死守しなければなりません。
    いったん貯金を使い果たしてしまうと、せっかくの多い引き分け数のメリットが無くなります。
    借金に転落したら引き分け数が一気にデメリットに転化します。
    そこまでいかなくとも貯金5を割って首位を明け渡してしまうと引き分けのメリットとか言ってられなくなるでしょう。
    相手の優勝ラインを上乗せするのが引き分けのメリットですから、自分もある程度勝ってないと意味が無くなります。
    上乗せの土台が低いのでは簡単に越えられてしまいます。

    <関連記事>
    2011/08/16セ・リーグ展望 ヤクルト大失速? 巨人逆転Vなるか? (その1)

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    2011/08/31巨人vs横浜

    長野猛打賞2打点13号! 橋本プロ初安打! 4連勝でヤクルトに1.5差肉迫!

  • 巨人7-2横浜 詳細
  • いよいよ白熱してきたセ優勝争い。
    毎日が負けられない試合となってきていますが、この日はあいにくの雨模様。
    試合が開催された富山市民球場アルペンスタジアムは人工芝なのですが、マウンド等の土部分には雨が浮いていました
    まあ、審判団には意地でも試合を成立させる思惑があったようですが、いつ試合が中断してもおかしくありません
    他チームが星を稼いでいる横浜戦、雨天コールドを考えたら1イニングでもリードされたくないという状況。
    最下位チームとの対戦としては異常に緊張感がある試合となりました。

    試合は初回に村田の犠牲フライで先制を許しますが、すかさず長野のセンターオーバーで同点。
    更に坂本のタイムリーが出て初回裏で2-1と逆転します。
    続く2回裏には2死1塁から、先発小野がピッチャー強襲安打。
    横浜先発リーチの脚に当たったヒットだったのですが、慌てたリーチが1塁に悪送球。
    予期せぬ追加点が入ります。
    この試合は横浜のミスに助けられた場面が随所にありました
    侮辱する意図はまったく無いので横浜ファンの方は読んでいらしたらご容赦を
    相手のミスを活かすためには、こちらがミスをしないことですね。
    雨天みたいな悪状況では精神力も問われます。

    先発小野は雨ということもあってか、抜けるボールに苦戦していました。
    それでも粘り強く、思い切り良く投げ込んで行って4回まで0点に抑えます。
    しかし勝利投手の権利が懸かる5回にいよいよ雨が激しくなって来ます。
    今年の事情が無ければ、まず中断は避けられなかった雨量です。
    2アウトは順調に取ったのですが、突如ここから横浜打線が驚異的な粘りを見せました
    下園が良くみてフォアボール。藤田が実に雨の中ファールを13球打って粘ります。
    小野も根負けせず良く投げてたのですが、最後は粘り負けで連続四球。
    ここで村田にタイムリーを打たれ3-2の1点差に詰められ、小野は高木へスイッチ。
    プロの意地が感じられる見応えのある攻防でしたが、小野は前回に続き勝ち投手の権利まであと1アウトでの降板です。

    高木を継いだ野間口が2回無失点で4連続奪三振と光るピッチングを見せています。
    巨人ファンですら忘れがちですが、2007年の優勝は覚醒した野間口抜きに語れません
    野間口は既に巨人優勝に大きな貢献をしたことのある投手なんです。
    サイドになった野間口が2007に匹敵するような活躍を見せてくれるなら、優勝争いに心強い戦力となりますが果たして……?

    なお期待の若手外野手、橋本到が8回裏にプロ初ヒットを打っています。
    相手は横浜のクローザー山口で、ビハインドでの虫干し登板だったのですが、橋本のヒットからなんと4連打を喰らい2失点
    橋本もヒット後に盗塁、悪送球で3塁へ。信二のタイムリーで得点をも記録することが出来ました。
    冷麺は「橋本は格のあるピッチャーから初安打で良かったな」と喜んでいたのですが、その後の展開にはびっくりです。

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